Central Nervous System
Stimulants
1、薬物
作用部位による分類 |
薬物 |
精神機能興奮薬 |
xanthines |
中枢性交感神経作動薬 |
ephedrine, amphetamine, methamphetamine、cocaine |
痙攣誘発薬 |
picrotoxin, pentetrazol, strychnine |
呼吸促進薬 |
nikethamide, dimorpholamine |
精神異常誘発薬 |
LSD, psilocybin, tetrahydrocannabinol |
a)caffeine(コーヒに多い)
b)theophylline(茶に多い):気管支喘息の治療薬
c)theobromine(ココアに多い)
d)aminophylline (theophylline +
ethylenediamine):気管支喘息の治療薬
薬理作用 |
作用の強さ |
特徴 |
中枢神経の興奮 |
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精神機能亢進、知覚亢進、眠気や疲労感の減少 |
利尿作用 |
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心筋の収縮による間接的な利尿 |
心筋興奮作用 |
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心収縮の増強 |
平滑筋弛緩作用 |
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気管支、冠血管の拡張 |
骨格筋興奮作用 |
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筋小胞体からのCaの遊離促進 |
胃酸分泌促進 |
− |
cAMPの増加による胃酸分泌増 |
picrotoxinは、GAGAニューロンによるシナプス前抑制を遮断することにより痙攣を引き起こす。 |
オーストラリアのGeorge研究所のSharwoodらは、長距離ドライバーで、1年以内に事故を起こした
グループ530名と、無事故グループ517名について、caffeine含有飲料の摂取と衝突事故との関連性を
調べた。caffeine含有飲料を摂取したドライバーは、摂取しなったドライバーに比べて衝突事故が63%
減少していた。このことより、caffeineを含む飲料は、運転中の注意を維持するのに役立つ方法であると
結論された。(L.N.Sharwood et al, Brit. J. Med, 346, f1140, 2013)