reserpine

インド蛇木から抽出された。犬や猿に与えるとおとなしくなることから、統合失調症の治療に
用いられたが、抑うつ状態を作るので、使用されなくなってきた。最近では、高血圧の治療薬の
利用の方が多い。

作用機作
中枢および末梢神経のNorepi、Epi、DA、5-HTなどのアミン類を放出させ、生体アミンの枯渇を
引き起こす。さらに、再取り込みを阻害する。一回の投与で、数日間以上持続する。
vesicular monoamine transporter-2を非可逆的に阻害する。

副作用
抑うつ作用、乳汁漏出、胃酸分泌および腸管運動の亢進があるので、消化性潰瘍には禁忌

  
  
Reserpine

 




(2000/6/13)